嵐は本当は解散したかった?

ジャニーズNEWS
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「いよいよ『嵐』のラストコンサートの骨子が固まってきたようです。一部では活動休止が延期になるのではとの憶測もありましたが、年内で活動を一旦終了する予定は変わりません。今、ジャニーズ事務所は来年に向けた“戦略”を練り直しているところです」(芸能プロ幹部)

今年5月に新国立競技場開催予定だった『嵐』のコンサートは、新型コロナウイルスの影響で延期になり、開催のメドはいまだ立っていない。

「当初、国は8月以降なら観客を入れてのコンサートも可能だとしていました。そのためジャニーズ事務所は、秋の連休を視野に公演を行う予定でいました。しかし、最近になって再び新型コロナウイルスの感染が拡大したため、ライブを行うのは現実的に不可能に。それでも、『嵐』の5人は自分たちの口からファンに感謝を伝えたい気持ちが強く、何としてもコンサートを行いたいと考えています」(レコード会社幹部)

そこで提案されているのが、ライブ配信でのコンサート開催だという。

「通常時でも『嵐』のコンサートチケットを手に入れることは至難の業。活動休止前の最後のコンサートとなれば、さらに倍率が上がるのは必至です。それならば、ライブ配信にしてファン全員が観られるようにしたほうがいいということで、現在は前向きに調整を進めているようです」(前出・芸能プロ幹部)

ファンに別れを告げた後、5人は各自の得意分野を生かして別々の道を進んでいく。テレビ局関係者がこう語る。

「キャスターの仕事がある櫻井翔や、俳優として活躍している松本潤と二宮和也は、活動休止後の仕事のメドもある程度ついています。心配なのは、大野智と相葉雅紀。大野は’08年に女優の吉野公佳との、’15年に元女優との交際が明らかになりましたが、どちらも不本意な結果となり、芸能界自体に嫌気がさしています。相葉も10月から新番組のMCに就任するものの、周囲には一度芸能の仕事を休みたいと漏らしているといいます」

5人それぞれが別の方向を向いているにもかかわらず、なぜ解散ではなく“活動休止”に留まるのか。そこにはジャニーズ事務所が抱える深刻な事情がある。

「『嵐』はジャニーズ事務所一番の稼ぎ頭。『嵐』に匹敵する人気グループが育っていないなかで解散してしまうと、事務所の収入はかなり不安定になります。しかし、解散ではなく活動休止の状態にして、その間もファンクラブの運営などを行えば、定期的な収入が得られる…という考え方もできる。

ジャニーズのファンクラブは年会費が4000円で、『嵐』は会員数が約300万人と言われている。つまり現在は会費だけで年間100億円以上の収入があるとみられています。現状はまだはっきりしませんが、活動休止後、もしも今のファンクラブのようなものを何らかの形で続ければ、多少は減ったとしても、それでも収入が見込めます。そういう考えがあってもおかしくはないでしょう」(芸能プロ幹部)

ジャニーズ事務所が帝国を維持し続けるのか、それとも衰退していくのか――。カギはまだ『嵐』が握っている。

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